高齢者免許講習の内容と安全運転を続けるために

運転の基本と危険を改めて確認しよう

高齢者講習の内容を正しく理解しよう

運転の基礎を学び直そう

高齢者講習は3部構成で行われます。
まずは座学で、映像教材を使いながら運転に必要な心構えや交通ルールを学びます。
次に運転適性検査では、静止視力・動体視力・夜間視力・視野などが専用機器を用いて測定されます。
いずれも短時間で終了しますが、正確な運転には欠かせない検査です。
最後に行う実車指導では、約60分間の教習車による走行を行い、指導員からリアルタイムで助言を受けることができます。
課題はクランクやS字カーブ、信号通過などがあり、講習内容の中でも実践的な部分となります。
運転時の改善点を学べる機会として積極的に取り組みましょう。

真剣な受講態度を保とう

高齢者講習は試験ではないため、不合格になることはありません。
しかし、形式的に出席していても、講師の話を聞いていない、寝ている、私語をしているなどの態度が見られた場合、講習を受講したとみなされず、再講習となる可能性があります。
そのため、必ず真剣な姿勢で講習に臨む必要があります。
内容自体は過去に学んだものであることが多く、忘れていたことを思い出す良い機会となります。
高齢者講習は、命を守る学び直しの場として重要な意義があります。
運転は他人の命も預かる責任のある行為であることを再認識し、安全運転を心がける原点としてしっかり受講しましょう。


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